ペット販売士の資格をとるには
日本畜犬学会が認定しているペット販売士の資格をとるには、全国にある学会の認定校で、
所定の課程を修了して単位を取り、検定試験に合格することです。
または、学会認定のペット販売士通信講座を1年間受講し、添削設問を提出することによっても、
ペット販売士の資格取得が可能となります。
同じような資格に全国ペット小売業界が認定する「家庭動物販売士」があります。
こちらは、年一回以上開催される講習会を受講後に、認定試験を受けて合格すれば認定されます。
3級と2級があります。試験の概要は次の通りです。
●受験資格
1.飼養動物に関する学校その他の教育機関を卒業した者及び卒業見込みの者
2.ペット動物などに関する資格を有している者
3.ペット動物販売店等で働いている者又は働くことを希望している者
●受講料・受験料
講習受講を希望する人 講習受講料 20,000円+認定試験受験料10.000円 計30.000円
認定試験のみの人 認定試験受験料 10,000円
● 登録料・更新料(受験合格者のみ)
初回登録 10,000円 2年間有効
登録更新 10,000円 2年間有効
● 認定試験出題科目および形式
形式:三肢択一式(マークシート方式)…試験時間は60分、問題数は全30問
科目:下記科目から出題されます。
動物取扱業者の職業倫理 5問 動物取扱業の社会的役割と責任
動物の愛護のための法律知識
動物販売に必要な基礎知識と技術 10問 生体に関する基礎知識
トラブル防止と発生時の対応に関する知識
接客の基本と説明の技術
動物の展示方法と衛生管理 5問 命ある動物の適切な展示方法
展示施設の衛生管理
動物の健康管理 5問 犬と猫の病気に関する知識
人と動物の共通感染症に関する知識
ペットフードと犬・猫関連用品の基礎知識
動物の適正な繁殖方法 5問 犬と猫の繁殖
血統証明書の意義と見方
※詳細はこちらでご確認下さい http://www.pet-kouri.jp/hanbaishi.html
ペット販売士の資格を取るには、団体認定の専門学校か通信教育で所定の課程を修了しなければなりませんが、
家庭動物販売士の認定試験は、受験資格を満たしていれば、一般が受験することが可能です。