ドッグトレーナーとは、犬をよく理解して、犬が人間社会で共に生活する上で必要な、
人と一緒に暮らしていくためのマナー=しつけを、犬と飼い主に教える人のことです。
トイレは決められた場所でちゃんと排泄することや、お散歩では飼い主と歩調を合わせて歩く、
といった基本から、ハウス(クレートに大人しくリラックスして入っていること)や、
お留守番(飼い主が外出しても不安にならずに安心して帰りを待つ)などの、
人と一緒に暮らしていくためのマナーをきちんと教えていきます。
また、甘噛みや無駄吠えなどの問題行動は未然に予防することに重点を置いてアドバイスします。
現在は、ドッグトレーナーになるのに特別な資格は必要なく、警察犬や盲導犬訓練士でも、
各団体・学校などが独自に資格を制定しています。
一般家庭犬に必要なしつけに重点を置いたドッグトレーナーライセンスを認定しているのが、
日本ドッグトレーナー協会(JDTA)です。A級・B級・C級・D級のライセンスがあります。
カウンセリングにより、飼い主からトレーニングに必要な情報を聞くことができる。
また、犬の状態・レベルをきちんと把握し、飼い主に、今後必要な練習を的確にアドバイスし、
トレーニングをプログラミングできるレベル。
あらゆる犬種に合わせたしつけの方法を身につけ、更に深い知識とスキルを持ち、
問題行動を予防するしつけを実践することが出来る。また、犬の状態・レベルをきちんと把握し、
飼い主に必要な練習をアドバイスできるレベル。
飼い主から見本となるような犬の扱い方・知識を身につけているレベル。
動物看護士を始めとした、犬に関わる仕事や保護施設のボランティアなどに活かすことができる。
犬の特性や月齢に合わせた育て方など、犬と人との関わり方の基礎を知識として身につけているレベル。